ターゲティング条件:イベントタグについて説明します。
1.ターゲティング条件:イベントタグとは
イベントタグを設置することで収集した属性の値を使用してターゲティング条件に活用することができます。収集した属性の値はイベント計測から確認することが出来ます。
イベントタグをターゲティング条件として活用する為には以下の2点を設定しておく必要があります。
- 属性のタイプが設定されていること
- "ターゲティングとして利用"のステータスが有効になっていること
2.属性のタイプについて
属性の値をターゲティング条件として活用する為には属性のタイプを以下のいずれかを付与する必要があります。属性のタイプは収集した値を参照して自動で付与されますが、一定数の値が収集されるまで付与されません。その場合はイベント計測から手動で付与することができます。
項目名 |
説明 |
数値 | 「20~30」など数値の範囲を指定してターゲティング条件として活用できます。使用例として年齢などが該当します。 |
日時 | 「2022-01-01~2022-12-31」などの日時の範囲で条件を設定できます。属性の値を日時として利用したい場合は必ず、YYYY-MM-DD、の日時のフォーマットに合わせる必要があります。 |
リスト型 | 「A, B, C」などのリストを利用してターゲティング条件を設定できます。使用例として会員ランクなどが該当します。(ブロンズ会員、シルバー会員、ゴールド会員など) |
文字列 | 種類が多いなどの理由からリスト型として運用しづらい文字列が該当します。ターゲティング条件では「XXXを含む」などの条件で活用することができます。 |
3.設定方法
1) イベントを選択
ターゲティングに使用するイベントを選択します。
2) 属性を選択
ターゲティングに使用したい属性を選択します。選択候補にする為には属性のタイプが付与されている、”ターゲティングとして活用”のステータスが有効になっている必要があります。
3) 属性の値を活用してターゲティング設定
2) で選択した属性に付与されている属性タイプに応じて変化します。
■ 数値
イベントタグで収集した数値に対して「~以上、~未満、ちょうど、~の間」に当てはまるユーザーにターゲティングします。
■ 日付
イベントタグで収集した日付に対してカレンダーで日付を指定して合致するユーザーにターゲティングします。また、日付の片方を空欄にすることで「2022/6/1以降の日付すべてを対象」のように使用する事もできます。
■ リスト型
イベントタグで収集した値をリストにして表示します。ターゲティングに使用したいものを選択してください。複数選択することもできます。複数選択した場合、いずれかに該当するユーザーにターゲティングをします。項目の横にその値の集計数が表示されます。
■ 文字列
イベントタグで収集した文字列に対してターゲティングをします。条件設定の説明についてはこちらをご確認ください。