ユーザーの行動履歴の取得や各種コンテンツの表示など、Flipdeskの基本的な機能を担っているタグです。 コンバージョンタグなどの他のタグはすべて、基本タグがないと動作しません。
1. 設置箇所
サイト内のすべてのページの、Bodyタグ内のできるだけ下の方(</body>付近)に設置してください。
ユーザーの行動履歴を収集するため、シナリオを表示しないページにも設置する必要があります。
2. 基本タグの仕様
下記はサンプルとなります。api-tokenの部分はユニークになりますので、ご自身の管理画面内でご確認ください。 管理画面>タグ管理>基本タグ
<script language="javascript" charset="UTF-8" type="text/javascript" src="https://api.flipdesk.jp/chat_clients/flipdesk_chat.js?api_token=3c8101acb51e8f51363933e63bfb9106ec64d6e4&enc=UNICODE" defer></script>
[UNICODE]にはスクリプトを埋め込むページの文字コードを設定してください。
(UTF8の場合:UNICODE:/EUC-JPの場合:EUC/Shift_JISの場合:SJIS)
例:~~&enc=SJIS
パラメータについて
パラメータ | 必須 | 説明 |
api_token | ◯ | サイトごとに発行されるトークンです。 |
enc | ◯ | 埋め込み先のページで使用している文字コードです。UNICODE / EUC / SJIS のいずれかを指定します。 |
3. 動作確認
基本タグが正常に動作しているか確認するには、デモシナリオを作成して、実際にサイト上でFlipdeskのボタンが表示されるか検証してください。
検証手順は、こちらをご覧ください。
デモシナリオの作成方法については、こちらをご覧ください。
4. 基本タグの再評価
基本タグが読み込まれるとユーザーの行動が評価され、シナリオで設定した条件に合致していると対応しているアクションが実行されます。基本タグはURLが変わった時に読み込みが行われるため、同じページを表示したままページ内でユーザーが入力や選択などの行動をしても、その行動を起こした時にアクションを実行することはできません。
FD_Eval()
上記の関数をユーザーの行動と紐づけて実行することで、同一ページ内でのユーザーの行動に合わせて基本タグの再評価を行うことができます。これによりユーザーがチェックボックスにチェックを入れた時、フォームにフォーカスした時などのURLに変化がない時でも、ボタンやクーポンの表示などシナリオで設定したアクションを実行することが可能になります。
FD_Eval()を使った再評価の例
例:ユーザーがボタンをクリックした時に基本タグを再評価
▼html
<input id="fdtest" type="button" value="test">
▼javascript
const btn = document.getElementById("fdtest");
const revaluation = () => {
FD_Eval();
}
btn.addEventListener('click',revaluation);